慶應義塾大学法学部 法学研究所

組織

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所長挨拶

大学には多くの可能性が潜んでいます。
そして、学問を究める、市民としての良識を身につける、資格試験に合格する能力を養う、
このほかさまざまな目的を有する仲間が集っています。
法学研究所は、高度な研究活動とそこから得られた成果を社会に発信するとともに、
大学での可能性を追求し全力を尽くしている塾生、
ロースクール進学や予備試験合格を目指している塾生の支援も考慮し、
法律学・政治学に関する基礎力・応用力養成講座を設け、
最先端実務を紹介するなど、幅広く多様な活動をしています。

法学研究所は、その前身である司法研究室(1966年発足)時代を含めると、45年の歴史を有します。
教育面においては、一貫して、質が高く実務に即したプログラムを提供してきています。
例えば、現在では各法科大学院において当然のように設置されている弁護士事務所でのエクスターンシップは、
司法研究室がいち早く取り入れた法曹体験ゼミナールが嚆矢だといってよいでしょう。
実践的な教育を行っていますが、表層的に実務に追従することを指導しているわけではありません。
法律も政治も時代とともに変化します。しかし、それと対峙する人間の本質は普遍的です。
私たちが目指しているのは、この普遍性を見極め、それに根ざした分析能力を養う教育です。
塾員教員や塾員実務家による手作りの教育は、
長い歴史の中で引き継がれてきた先輩から後輩へのメッセージです。
少人数の教室で数多く対話することで、単に情報としての知識を豊富にするだけではなく、
本質を見分ける能力を獲得して欲しいと思っています。

以上のような諸活動を行う法学研究所は、まるで「知」のおもちゃ箱のようです。
法学研究所で楽しみながら可能性を広げてみませんか。

2011年 初秋
山本 爲三郎